170816
大人になるにつれて大事なものっていうのはだんだんと減っていく
あの頃 一番に誕生日をお祝いしていた友達
今では誕生日も忘れて音信不通だ
人間というのはそういうものだ
時間というのはそういうものだ
思い出や記憶も そういうものなのだ
いくら悲しんで辛い思いをしても
いつかはその気持ちも忘れてしまう
いつまでたっても、いくつになっても
1人でいるのは心細くて寂しい
でもいつまでたっても 私は1人に慣れないし2人にもなることができない
誰かとつながっているという安心感やぬるい幸せ
味をしめたらもう逃れられない 逃してくれない
終わりが怖くてなにも始められない
決定的な言葉を聞かないように ゆらりゆらり 逃れてく
曖昧に始まって 曖昧におわる 無かったかのように 曖昧に
時間も季節も早足で 呼吸がしやすい冷たい空気が感じられるのももうすぐだね
もういいよ、なにも持たないで
ねぇ早くしないと もう街は眠りそうだよ