171130
花は散ってしまっても死んでいない。
また忘れた頃に咲いて、こちらを見ている。
私たちは寂しくって、消えてしまいたくって、
でも一度消えてしまったらきっと、戻ってこれない。
休みのことを考えながら息をしていると、まるでリズムが整えられて形に合わせて背丈を調整しているよう。
40年後に死にますと言われても、私は何も変えない。変えたくない。
くだらない命、くだらない呼吸、それすらも愛おしいという君を、バカにしない私はバカだ。
ストレス、精神論が楽にするものは、どうせただの感情で、ただ私はもっと君といたい。
解決することなんて、もう一生、永遠にないんだろう。
ただ、ただ、君が好き、冬は暖かい部屋で一つの鍋をつついて、あたたかくなったら花見に出かけて、二人してバカな顔で、見上げてお酒を飲んでいたい。
見えない未来や、過ぎた過去、悲しいことも、幸せだったことも、全部吹き飛べばいい。